最近、価格設定のことでよく質問を受けるようになりました。
”値段、どうやって決めていますか?”
資格をとって、自分で仕事としてやり始めるときって、
やりたい気持ちと一緒に、不安もいっぱい襲ってきます。
例えば、イベントにでてみよう! と思ったとします。
イベントにでても、お客さんがだれも来なかったらどうしよう・・・。
まったく売れなかったら、どうしよう・・・・。
自分の商品をだれも手に取ってもらえなかったら・・・。
だれも、ワークショップに参加してくれなかったら・・・。
最初のころは自信もなく、何を準備していいのかもわからない。
そんなことが多いかと思います。
そこで出てしまう行動として、
価格を下げて販売する。 価格を下げてワークショップする。
ときに、無料やワンコイン(500円) などで販売やワークショップする。
ここで、よく考えて欲しいのです。
果たして・・・。 お客様は、無料や500円などのものを求めているのか?
あなたが本当に求めたいお客様は、無料や500円など、価値のないものを求めている方なのか・・・?
例えば、無料でワークショップなどをするのならば、イベントにでる資格はないと私は思います。
あなたが無料でしようとするワークショップや作品で、本気でプロとして食べていこうとしている方々がいます。
影ならぬ努力をして、練習を重ね、必死で商品を考え、販売して生計を立てているプロがいます。
無料でワークショップなどで技術提供したりすることは、本気の方の生計を脅かす行為でもあり、
自分が練習や努力をしていない言い訳を 無料 ということでなかったことにしようとする甘えでもあります。
厳しいことを言っているかもしれません。
ですが、無料でワークショップなどに出てしまうと、あなたは ”無料の先生” です。
”500円でワークショップしてくれる先生” です。
そして、一番怖いのが、そういう価格だと 商品やサービスとしては今一歩のものでも、誰も何も言ってこないということです。
価格は、自分の決意の表れでもあると思っています。
それぞれの価格には、理由があるはずです。
もう一度、自分自身に問いかけてみましょう!
その価格の理由は・・・? なに?
次回、バーゲン価格と価値価格の違い。製造原価と販売原価の違い。 についてブログを書こうと思います。
過去のブログ・・・バザー作家かクリエーター作家か・・。あなたはどちらを目指しますか? Vol.1
クリエーター作家を目指すには ~成功した自分の姿を描こう~ Vol.2